ゲーム会社への就職は難しい?難易度が高いといわれる理由を解説

このページのまとめ

  • ゲーム会社への就職が難しいといわれるのは、倍率が高くスキル重視だから
  • ゲーム会社への就職を目指す場合、プログラマーや営業などの選択肢がある
  • ゲーム会社への就職が難しいと感じたら、就活エージェントのサポートを活用しよう

ゲーム会社への就職は難しい?市場のトレンドや職種データから徹底解説!のイメージ

「ゲーム会社への就職は難しい?」「就職するにはどうしたらいい?」などと気になる学生も多いことでしょう。ゲーム会社は人気が高く、応募する学生が多いため難しい業界です。ゲーム業界の状況を知り、選考突破に向けて対策を行いましょう。

この記事では、ゲーム会社への就職が難しい理由や、目指す際のポイントを解説しています。最後まで読めば、難易度が高いゲーム会社でも内定獲得を実現できるはずです。

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目 次

新卒でゲーム会社に就職するのは難しいが十分可能

新卒でゲーム会社に就職するのは難しいですが、十分可能といえます。ゲーム会社で働くために必要なスキルや経験を身につければ、新卒でも内定を獲得できるでしょう。

ゲーム会社への就職で大切なのは、まずは自分がどのような職種や仕事を目指しているのかを明確に考えることです。そして、その職種で必要とされるスキルや経験を積むための学習や実習を進めることで評価される実力を手に入れられます。

難しいからといってあきらめるのではなく、ゲーム会社や業界のことを調べ、知識を身につけたうえで対策を進めていきましょう。

新卒や未経験からのゲーム業界への就活について知りたい方は「ゲーム会社に就職するには?新卒向けに職種や5つの就活対策を解説」の記事を参考にしてください。

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ゲーム会社への就職が難しいといわれる理由

ゲーム会社への就職が難しいといわれるのは、倍率が高く、スキルも求められる傾向にあるからです。ここでは、ゲーム会社が難しいといわれる理由を3つ紹介します。

人気企業は倍率が高いから

ゲーム会社が難しいといわれるのは、誰もが知っている大手のゲーム会社は競争率が高いからです。ゲーム業界は世界的に有名な企業も多く、学生が多く集まります。

応募する学生が多くなると、企業側は優れたスキルや能力を持つ人材を選びやすいということです。優秀な学生が多いなかで採用枠を争うため、ゲーム会社の就職は難しいといわれます。

学歴よりもスキルが重要だから

どの大学を卒業したかよりも、どのようなスキルを持っているかが評価されやすい点も、難しいといわれる理由です。学歴のよい大学に入学しているだけでは、就活で評価されません。

ゲーム会社の場合、プログラミングやデザインなどのスキルが求められます。企業に戦力として評価されるスキルや経験が必要になることを覚えておきましょう。

即戦力が求められるから

ゲーム会社はポテンシャルよりも、即戦力が求められる傾向になります。具体的にアピールできる経験やスキルを持ち、仕事に貢献できる人材のほうが評価されるでしょう。

日本は新卒一括採用であり、ポテンシャルを評価される傾向にあります。しかし、ゲーム会社は実力が評価されやすく、ほかの企業とは評価対象が違う点も、難しいといわれる理由です。

就活に難しさを感じるのは、企業や業界の難易度だけではありません。就活に対する理解度も関係しています。就活が難しいと思う学生は、「就活が難しいと感じるのはなぜ?悩んだときに実施したい対処法を解説!」の記事も参考にしてください。

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ゲーム会社の種類や市場トレンド

ゲーム会社は大きく分けて「ハードウェア」、「ソフトウェア」の2つにわけられます。会社の違いによって、それぞれ異なる専門性や技術力が求められるため、確認しておきましょう。

「ハードウェア」と「ソフトウェア」がある

ゲーム業界には「ハードウェア」と「ソフトウェア」があり、開発企業がわかれているケースが一般的です。それぞれの違いを把握しておきましょう。

まず、「ハードウェア」とはゲーム機そのもののことです。たとえば、家庭用ゲーム機や、ゲームセンターにある業務用ゲーム機がハードウェアと呼ばれます。

一方で、「ソフトウェア」はゲームソフトのことです。遊びたいゲームを選んで購入しますが、そのゲームのことをソフトウェアと呼びます。

ソフトがなければゲームで遊べず、ゲーム機本体がなくてもゲームでは遊べません。そのため、ハードもソフトも大切であり、両者は密接な関係にあります。

かつてはソフトウェアの企業とハードウェア企業が契約を結び、ゲーム機の規格に合ったソフト開発を行っていました。

しかし、近年ではスマートフォンからスマホゲームをリリースできるようになったため、変化が訪れました。ソフトウェアを扱う企業だけでも、スマートフォンを通して事業展開が可能になっています。

ゲーム業界の市場は成長し続けている

ゲーム業界の市場がどのような状況にあるのか、経済産業省の「活況を呈する国内ゲームソフト産業;ゲームソフト産業の今後の見通しは?」から見ていきましょう。

新型コロナウイルスの影響で生活様式が大きく変化した2020年、多くの産業が苦境に立つなか、ゲームソフト産業は売上を伸ばし続けてきました。

国内のゲームソフトメーカーの売上高は右肩上がりで、特に海外市場での販売が強く、国内市場の規模を大きく超えています。また、ゲームの楽しみ方が変化し、家庭でじっくり楽しむよりも、移動時間や待ち時間などのスキマ時間を使って楽しむスタイルが増えています。

日本発のゲームタイトルも世界的な知名度を得ており、業界全体として今後の見通しは明るいといえるでしょう。

ゲーム会社に採用されるためには、より深く業界研究を行う必要があります。ゲーム業界について研究したい学生は、「業界研究、おすすめの方法は?これから就活を始める人へ」の記事をを参考に業界研究を実施してください。

参照元
経済産業省
ひと言解説

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ゲーム会社に就職したいなら実績を積むのも重要

ゲーム会社への就職を成功させるには、スキルを身につけるだけでなく、それをどのように活用してきたかという実績も非常に重要となります。

たとえば、プログラミングスキルがあれば、自分でゲームを作ってみた経験を持つというのは強いアピールポイントになるでしょう。

また、イベントの企画や運営、SNSを活用したプロモーションなども実績になります。

就活をスムーズに進めるには、ただスキルや知識を積み重ねるだけではなく、実践にうつったり、目に見える活動を起こしたりすることも意識しましょう。

企業によっては、インターンでプログラミングの体験をさせてもらえます。詳しくは「インターンでプログラミングを体験!必要なスキルとは」を参考にしてください。

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ゲーム会社の職種

ゲーム会社にはゲームを作るプログラマーやデザイナー以外にも、営業などの仕事があります。ここでは、ゲーム会社で募集されている職種について紹介するので参考にしてください。

営業・広報

営業や広報は、自社で製造したゲーム機やソフトをゲームショップやバイヤーにセールスし、契約に繋げたり、消費者に自社製品を知ってもらうために取り組んだりする仕事です。そのほか、ゲームの展示会の企画や、商談会での商談も担います。

営業はゲームの魅力を積極的に宣伝し、ゲームの広報イベントで集客を増やす役割といえるでしょう。そのため、実際にゲームを作ることよりは、そのゲームの面白さを伝えるのが好きな方に向いています。

ゲームプランナー

ゲームプランナーは、企画案を考え、クライアントやプロデューサーの要望に沿ってゲームを制作する仕事です。ゲームの構成からセリフ作成、シナリオライティングなど、業務内容は多岐にわたります。

デザイナーと協力してゲームの世界観を構築していったり、積極的に試作品のヒアリングを行ったりと、そのゲームをよりよいものにするための努力が欠かせない役割でしょう。

プランナーは人と接する機会が多いので、ある程度のコミュニケーションスキルが必要になります。

また、企画やストーリーを考える発想力、文章力も重要です。「こんなゲームがしたい」「こういうストーリーのゲームを作りたい」とアイデアを出すことが好きな人に向いている仕事でしょう。

ゲームマスター

ゲームマスターは、ゲームのルールや仕組みを作る仕事です。たとえば、「ゲームの勝敗が決まる方法」や「次のステージへ進むギミック」「ゲームクリアの難易度」などが仕事の一例になります。

ゲームの専門知識がある人に向いている仕事といえるでしょう。

プログラマー

プログラマーは、企画・設計書に沿ってゲームのプログラムを組む仕事です。基本的には「C言語」や「Java」「Flash」などの専門知識が必要になります。

プログラム専攻の学生や、ゲームの専門学校へ通っている学生が多く在籍している状況です。

プログラムが少し綻ぶと、ゲーム全体に影響を与えてしまったり、バグが発生してしまったりします。そのため、集中力があり、細かい作業が得意な人に向いている仕事といえるでしょう。

デザイナー

デザイナーは、キャラクターデザインやゲーム世界のグラフィックを映像化する仕事です。高いデッサン力や柔軟な発想力が求められるでしょう。

プランナーやプログラマーと相談して制作することが多いので、ある程度のコミュニケーション能力も必要です。美術大学やデザインの専門学校を卒業した人が多く活躍しています。

ゲーム業界にある仕事やそれぞれの仕事で求められる能力について知りたい方は「ゲーム業界の今後の見通しは?職種や仕事内容から求められる人物像まで解説」の記事を参考にしてください。

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文系がゲーム会社に就職するのは難しい?

開発過程でプログラミングの知識が求められる職種の多いゲーム会社ですが、文系でも受け入れられやすい職種もあります。

プログラミングの知識がなかったり薄かったりしても、職種を絞って志望すれば、可能性はゼロではありません。自己分析や業界研究などの対策を積み重ね、自分にあったゲーム会社の職種を探しておくようにしましょう。

ただし、どの職種にもいえることですが、自己分析や業界研究を行い、自分に合った職種を見つけ出すことが重要です。自身の強みや興味・関心が活かせる職種を見つけ、そのうえで具体的な対策を立てていくことが、文系出身者がゲーム会社に就職する際の成功の鍵となるでしょう。

文系に向いている職業についてより詳しく知りたい方は「文系が就く職業にはどんな種類がある?職種と業界を解説」を参考にしてください。

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文系がゲーム会社に就職する際におすすめの職種

文系がゲーム会社を目指す場合、ゲームプランナーや営業など、プログラミングスキルがあまり求められない仕事がおすすめです。文系におすすめの仕事を5つ紹介するので、参考にしてください。

ゲームプランナー

ゲームプランナーはゲームの企画を考える職種で、物語性や楽しさを追求します。

ゲームのアイデアを出し、そのアイデアがゲームとして成立するかを評価する役割があるため、文系出身者の広い視野や独自の感性、物語を作り上げる力を活かせるでしょう。

営業・広報

営業・広報職では、ゲーム製品の魅力を広め、販売を促進する役割を担います。

営業では、マーケティングの知識やコミュニケーション能力が必要となります。

また、広報ではゲームの世界観を理解し、それを魅力的に伝える能力が求められるでしょう。

シナリオライター

ゲームのストーリーを書くシナリオライターは、文学的な知識や創作能力が活かせる職種です。プレイヤーを引き込むような世界観を構築し、キャラクターのセリフを作り出す役割を果たします。

文系学部で学ぶ文学や映画、漫画などのストーリーテリングの知識が役立つでしょう。

ローカライザー

ローカライザーとは、翻訳者のことです。日本のゲームを海外向けに翻訳したり、海外のゲームを日本向けに翻訳したりします。日本語や外国語などを学んできた、文系の知識や経験が活かせるでしょう。

また、ローカライザーはその国の文化や考え方をふまえて翻訳を行う必要があります。留学経験を通して得た知識も使いやすい仕事です。

カスタマーサポート

カスタマーサポートとは、お客さまからの質問に答えたり、クレーム対応を行ったりする仕事を指します。お客さまが納得できる説明を行う必要があり、文系のコミュニケーション能力が活かせるでしょう。

また、カスタマーサポートの仕事を通して集まった意見を制作陣に伝えることも役割の一つです。わかりやすく情報をまとめ、制作に反映できるようにサポートする際にも、文系で学んだコミュニケーションが活かせます。

ゲーム会社で文系が活躍できるかどうかは、企業研究を行って確かめることも大切です。企業研究の進め方については、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で紹介しているので参考にしてください。

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就職が難しいゲーム会社を目指す人がやっておくべきこと

ゲーム会社への就職を目指すなら、自己分析や業界研究などの準備が重要です。難易度が高いからこそ、ほかの企業よりも入念に就活対策を進めなければなりません。

ここでは、ゲーム会社を目指す際にやっておきたい準備を4つ紹介します。

自己分析

自己分析を行い、自分の強みやスキルを明確にしておきましょう。アピールできる内容がわかっていると、自信をもって書類選考や面接に臨めます。

また、企業が求めている人物像に沿ってアピールするためにも、自分の能力を把握しておくことが欠かせません。自己分析の進め方については、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」の記事で紹介しているので参考に実践してみてください。

業界研究・企業研究

業界研究や企業研究を行い、ゲーム業界の状況についても把握しておきましょう。自分の働きたい企業がどのような将来像や企業文化を持っているのか理解することも、選考を有利に進めるうえで大切です。

業界や企業について調べる際は、企業のWebサイトを確認したり、企業説明会に参加したりしましょう。OB・OG訪問を行い、実際に働く方から内情を教えてもらうのもおすすめです。

OB・OG訪問を行いたい学生は、「OB訪問ってどうやるの?アポ取りから進め方まで徹底解説!」の記事を参考に実施してみてください。

エントリーシート・面接対策

エントリーシートや面接対策なども、企業ごとに行うようにしましょう。選考では自分の経験やスキルを具体的に示し、「なぜその企業で働きたいのか」「自分が企業に対してどのように貢献できるか」などを明確に伝えることが求められます。

エントリーシートや面接対策は、一度で完璧に仕上げるのは難しいものです。何度も繰り返し取り組み、少しずつレベルアップさせましょう。

プログラミングの学習・実践

ゲーム会社への就職を目指す場合、プログラミングスキルは高く評価されます。大学生のうちから学んでおくと、スキルだけではなく、入社への意欲も評価されるでしょう。

営業や広報のように、直接プログラミングスキルが必要のない職種でも知識は必要です。プログラミングについて理解できていれば、開発側とのコミュニケーションがスムーズになり、仕事に役立ちます。

応募する職種に関係なく、プログラミングスキルは学んでおくのがおすすめです。

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ゲーム会社が求める人物像

競争率の激しいゲーム業界で内定を勝ち取るために、求められる人材の特徴を熟知しておきましょう。

ゲーム業界が求める人材の特徴を4つ紹介するので、アピール時の参考にしてください。

コミュニケーション能力が高い

ゲーム会社では協力して仕事を進める場面が多く、コミュニケーション能力が評価されます。部署を超えてコミュニケーションをとるため、どの仕事でも必要とされるでしょう。

たとえば、ゲーム開発はプログラマーだけで行うのではなく、デザイナーやシナリオライターとの協力が必要です。また、営業や広報もゲームを売り出すために、開発陣とどのようにアピールするか話し合う必要があるでしょう。

就活でコミュニケーション能力をアピールするコツについては、「自己PRでコミュニケーション能力を伝える方法は?具体化のポイントを解説」の記事を参考にしてください。

熱意がある

ゲームやゲーム制作に対する熱意も、選考で評価されるポイントです。ゲーム制作は数年以上かかる場合もあり、熱意や意欲をもってモチベーションを維持する必要があります。

同じ作業を何度も繰り返し、膨大な量の施策を試し、それでも完成までたどりつかないケースはよくあることです。「よりよいゲームを作りあげるためならどんな努力も惜しまない」という、ほかの学生に負けない圧倒的な熱意が求められます。

プログラミングの知識や経験がある

プログラミングスキルや経験も評価されるので、アピールに使いましょう。特に、プログラマーを目指す場合には、プログラミングスキルを持っている方が優遇されます。

ゲーム制作に貢献できる知識や経験は、自分が即戦力として活躍できることのアピールです。ゲーム会社では即戦力は歓迎されるので、スキルや経験を武器に選考に参加しましょう。

トレンドなどの情報収集能力

新しい技術や社会のニーズなど、トレンドを集められる能力も大切です。社会は日々進化しており、利用者のニーズを先取りしてゲームに取り入れることがヒット作を生むには欠かせません。

日本国内の情報はもちろん、世界の情報やニーズを取り入れることも求められます。自分から積極的に情報を集めていく姿勢が評価されるでしょう。

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ゲーム会社の就職における志望動機の書き方

ゲーム業界の選考に突破するためには、志望動機を工夫する必要があります。以下で、ゲーム業界における志望動機のポイントを見ていきましょう。

「ゲームが好きだから」だけでは評価されない

ゲーム業界を志す学生のほとんどは「ゲームが好き」です。そのため、ただ「ゲームが好きだから」ということを示しただけでは、プラス要素になりません。

「ゲームが好き」ということを印象に残るように伝えたい場合は、そのゲームの魅力を述べるのではなく、「御社(貴社)の△△というゲームは何度もやりこみました。最終的に1時間で全ステージクリアできるようになり、ゲーム実況を載せた動画は1万再生突破しました」などのように、具体的な自分の経験を盛り込みましょう。

また、会社が求めているのは「ゲームを生み出す人材」なので、そのゲームがさらに人気を得るにはどんな要素が必要か、という考察やアイデアを述べるとさらに効果的です。

なぜこの会社なのか明確にする

多くのゲーム会社のなかで、なぜこの会社なのか明確に述べましょう。ただゲームが好きという事実を述べるだけでは、「ゲームを作れる会社ならどこでもよいのでは」と思われてしまいかねません。

企業研究や競合他社との比較を徹底し、「この会社ではなくてはいけない理由」を伝えることが大切です。

その際、「御社(貴社)のこのゲームが好きだから」というだけではなく、その会社の経営理念や風土、事業内容にまで深く踏み込みましょう。

入社後どんな活躍ができるのか具体的にする

経験やスキル、強みを生かしてどのように活躍できるかアピールしましょう。ゲーム会社は即戦力を求める傾向にあるので、具体的にどの業務で活躍できそうか伝えるのがコツです。

ゲーム会社はプログラマーだけではなく、営業やプランナーなど複数の職種があります。自分がどの職種で、どのように活躍できるかを考え、アピールするようにしてください。

ファンレターのような内容や熱意の押し付けに注意する

志望動機をファンレターにしないように、内容に気をつけましょう。志望するゲーム会社が好きな理由だけを伝えても、あなたのスキルや強みは評価されません。

「会社が好きだから」も志望理由の1つですが、自分のメリットだけを考えています。採用してもらうには、「企業があなたを採用するメリットがあるのか?」を考えなければならないでしょう。

入社したい熱意だけでは、具体的に活躍するビジョンが見えません。自分がどのように活躍できるかを示したうえで、入社への熱意を伝えるのがアピールのコツです。

志望動機の考え方は、「志望動機を履歴書(新卒用)に書く方法!魅力の伝え方も例文つきで紹介」の記事で詳しく解説しています。どの業界でも共通する、志望動機の基本を紹介しているので参考にしてください。

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就職が難しいゲーム会社を目指す際におすすめの資格

ゲーム会社を目指すなら、基本情報技術者やTOEICなどを取得しておくのがおすすめです。ここでは、ゲーム会社で評価されやすい資格を3つ紹介します。

基本情報技術者

基本情報技術者とは、情報処理技術者としての能力や知識が一定以上あることを示す資格です。経済産業省が認定する国家資格に該当します。

情報システムを運用する側だけではなく、利用者にも必要なIT知識を学べる資格です。毎年4月と10月に受験でき、受験資格や応募資格は必要ありません。

参照元
経済産業省
情報処理技術者試験

応用情報技術者

応用情報技術者は、エンジニアとして必要な知識を所持していることを証明する資格です。ITを利用した商品やサービス、ソフトウェアの制作に必要な技能や知識が求められます。

基本情報技術者と同様に、経済産業省が認定する国家資格です。

TOEIC

プログラミングでは英語を使用することから、TOEICが評価されるケースもあります。一般的に、600点以上取得していれば就活でのアピールに使えるので目指すとよいでしょう。

就活でTOEICをアピールするコツについては、「就活でアピールできるTOEICの点数&今からできる対策」の記事を参考にしてください。

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就職が難しいゲーム会社でも内定を獲得したいあなたへ

ゲーム会社への就職が難しいと知りつつも、夢を追い続けたいと感じることもあるでしょう。そんなあなたには、就職エージェントであるキャリアチケットの利用がオススメです。

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一般的な就活サイトとは異なり、エージェントを通じて直接企業とコンタクトを取り、あなたの強みを紹介したうえで、スキルなどが活きるポジションを見つけ出しやすいのもポイントの一つです。

ゲーム業界への就活に不安がある方は、下記のボタンから登録し、キャリアチケット相談してみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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